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山彦 (故人)昭和12年に釣りが好きだった事もあり父と親交があった源竿師に入門、一番弟子となる。来る日も来る日も師の家に座り込み、持ち前の粘り強さで数々の技術を習得して昭和16年に独立創業。竹竿の命とも言える「火入れ」も於いては天賦の才を持ち、曲がってもすぐに元に戻り、釣りぐせが出ない竿作りで多くの竿師からも尊敬される人物である。その神髄は「無我の境地」にあり、火を通して竹と対話する時には一切の雑念を挟まない精神力を持って行うと言う。一方の装飾の面でも「すかし巻き」や技術の必要な「竹張り握り」を考案するなど美しい作品となっている。また普段は、仕事時の厳しさと打って変わって温厚な人柄であり、多くの弟子に出し惜しみすることなく技術を教える大らかな人物でもある。「ただ真剣に無心で竹と竿と向き合っているうちに名声が付いてきただけ」と語る、まさに「天才」と評するに値する名匠親方である。 へら鮒専門店 黒べゑ(竹竿・紀州へら竿) 千葉県のへら鮒専門店 黒べゑ。紀州へら竿・竹竿 http://www.e-kurobee.com/ |
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